チューリップでは、「Halo (ヘイロウ)」「I Dream」の2作品が、CA35規格のCDとして発売されました。 また「New Tune」が、35FD規格で発売されました。
「Halo」は、チューリップで最初にCD化されたアルバムです。 1983年5月1日にレコードで発売され、それから4か月経った9月1日にCDとなりました。 「I Dream」に関しては、1984年1月21日にレコードで発売され、それから2か月後の3月21日にCDとなっています。 この2枚のCDは、東芝EMIのExpressレーベルから定価3,500円で発売されています。 カタログ番号はそれぞれ、CA35-1022、CA35-1070です。 「New Tune」は、1985年1月19日にレコードで発売され、それから1か月半後の3月1日にCDとして登場しました。 こちらは、ファンハウスから定価3,500円で発売され、カタログ番号は35FD-1005です。 (1) 1983年頃はCDがまだ普及していないこと、(2) レコード (定価2,800円) よりも割高であったこと、(3) メンバーチェンジ後の第2期は宇宙路線を前面に押し出した作風で、第1期ほどの人気が得られなかったこと、などが影響したためか、これら3枚のCDは市場にほとんど流通しておらず、入手するのが大変です。
オフコースについては、こちらのページで紹介したように、11枚のスタジオアルバムと、3枚のベストアルバム、さらには3枚のインストアルバムがCA35規格で発売されていますが、人気の低迷していたチューリップでは、セールスが見込めなかったのか、CA35規格がたったの2枚しかありません。 寂しい限りです。 1985年11月1日に、「魔法の黄色い靴」「Tulip Best 心の旅」「ぼくがつくった愛のうた」「The 10th Odyssey」の4作品が、定価3,200円でCD化されました。 カタログ番号はそれぞれ、CA32-1188、CA32-1189、CA32-1190、CA32-1191です。 こちらも入手が困難です。 1992年頃になってようやく、音蔵シリーズのおかげで、チューリップの作品がCD化されました。
第2期の作品は素晴らしいと思うので、機会があればぜひ入手してみてください。 特に「Halo」は、チューリップのなかでも一番のお気に入りです。
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